21世紀の中核を担う仮想通貨!? NEM/XEMとは
2018年1月にCC事件(コインチェック盗難)で
話題にもなったNEM(ネム)について書いていきます。
たむけんさんを筆頭にたくさんの芸人や有名人の方々が所有されてるみたいですね。
- 1.仮想通貨NEM/XEMとは?
- 2.NEMの通貨名がXEM
- 3.プロジェクトの内容
- 4.ブロック生成間隔
- 5.ハーベスト(収穫)とは?
- 6.スーパーノード(SN)とは?
- 7.Mijinとの関係
- 8.コードネーム【Catapult】
- 9.まとめ
1.仮想通貨NEM/XEMとは?
そもそもNEMとは【New Economy Movement】(新しい経済運動)の略称でしたが、現在はNEMという固有名詞であるとされています。
元々は仮想通貨そのものを指す名前ではなく、そういうプロジェクトの名前だったそうです。
ちなみにNEMの誕生日は2015年3月29日で、開発が開始されたのは2014年1月からです。
ビットコイン2.0+のシステムで、単なる暗号通貨ではなくそれ以上の価値を持っていると言えます。
さらに完全なP2Pのプラットフォームであり、決済やチャット、ネームスペースシステム(モザイク)アセットの作成などのサービスも提供しています。
2.NEMの通貨名がXEM
簡単に説明するとNEMはプロジェクト名で
XEM(ゼム)はその発行通貨の単位です。
総発行量は8,999,999,999XEMで、約1600人の投資家に均等に分けられたのが最初で、これからの新規発行はありません。
ビットコインでいうマイニング(採掘)の代わりにネットワーク貢献者への報酬はハーベスト(収穫)という形で分配されます。
このハーベストについては後程書いていきます。
3.プロジェクトの内容
プロジェクトの内容は、金銭的な自由、分散化、平等、および連帯感の原則に基づき、新しい経済圏の創出を目標としています。
名前の通り【新たなムーブメント】を起こそうとしているのでしょう。
4.ブロック生成間隔
ブロック生成間隔は約1分で、
ビットコインなどに比べて早い部類と言えるでしょう。
NEMより早い通貨もありますが今後カタパルトという
アップデートプロジェクトも控えていて、さらなる飛躍に期待できます。
5.ハーベスト(収穫)とは?
NEMのブロックチェーン上で行われた取引を承認する作業で、
約1分に1回行われ、ハーベスト(収穫)をした人には報酬が与えられます。
これはNEM独自のもので、ビットコインでいうマイニング(採掘)とは根本的に仕組みが違います。
ハーベスト(収穫)では、【Proof of Importance】(POI)という仕組みが用いられており、重要度によって確率は変わるものの、一定条件を満たした人全員にランダムで報酬が与えられます。
マイニングよりも難易度が低く、10000XEM以上の残高と普通のパソコンがあれば
誰でも簡単にハーベストを行うことができます。
6.スーパーノード(SN)とは?
スーパーノードとはNEMber(NEM所有者)の憧れです。
一般人には中々厳しい条件ではありますが、非常に魅力的なものです。
まず300万XEM以上の保有、常にチェーンが同期されていること、最低秒間2000回繰り返しでハッシュ可能であることやNISのバージョンが最新であることなどが条件となっており、1日に4回のチェックをクリアすると報酬を貰う事ができます。
山分け方式なのでスーパーノードの数が多い程1人あたりの報酬は少なくなりますが、
大体300XEMが毎日支払われているそうです。(羨ましい…w)
7.Mijinとの関係
NEMはオープンソースプロジェクトであり、パブリックブロックチェーンのプラットフォームで、誰でも参加できます。
Mijinは、Zaifを運営するテックビューロ専属となった3人のNEMコアデベロッパーたちによって開発されている、プライベートブロックチェーンを構築するための製品です。
現実問題、ビジネスや金融業界のユースケースに参加できる人は限られており、
これは許可制ブロックチェーンと呼ばれそれに必要な強力な機能を提供しているのがMijinです。
NEM=パブリックブロックチェーン=誰でも参加できる
Mijin=プライベートブロックチェーン=誰でも参加できない
8.コードネーム【Catapult】
カタパルトはNEMの未来を担うキーマンの1つでしょう。
要は性能向上へのアップデートプロジェクトです。
現在データ容量が大きすぎて決済スピードが遅くなってしまうスケーラビリティ問題の解決や1秒間4桁以上のトランザクション処理が可能などの
大幅なパワーアップが見込まれています。
その他にはハーベストの条件がもっと楽になり、今よりさらにハーベストに参加しやすくなるとか…
Mijinへの実装は3月に発表がありましたが、今回のMijinのテストが上手くいけば年内にはNEMへの実装もありえそうですね。
9.まとめ
ザッと簡単に書いたつもりですがどうだったでしょうか…
本当はもっと詳しく書きたいとこなんかもあるのですが
それは今度単独で記事にあげていきたいと思います。
正直NEMの記事は詳しくわかりやすく書いている人が多いので
あまり参考にはならないでしょうねww
個人的なNEMの今後についてですが、やはりまずはカタパルトの実装!
そして実需用!まだまだ未知数だと思っております。
NEMの更なる飛躍をみんなで応援していきましょう。